トルクを伝達する要素を確認し、トルク、回転速度、軸端の接続条件、許容偏位を照合します。
金属ディスクパックがトルクを伝達し、その弾性変形によって許容範囲内の偏位を補償します。ディスクパック自体への潤滑は不要です。ポンプ、ファン、工作機械などの精密駆動への適合性は構造によって異なります。回転速度、バランス、温度、衝撃荷重を技術資料で確認してください。ゴム要素を使用していないことだけで、あらゆる荷重に適合するわけではありません。
軸線が角度をなす二軸間でトルクを伝達する場合に使用します。建設機械、車両の駆動系、圧延機、大形搬送設備などが主な用途です。許容角度、長さ、回転速度、伸縮部の必要性は形式ごとに確認してください。伸縮部のない構造では、軸方向の長さ変化に対応できません。
歯のかみ合いによって大きなトルクを伝達し、形式ごとの許容範囲内で軸の偏位に対応します。冶金・鉱山などの負荷がかかる駆動装置や、ポンプ、ファン、減速機などに使用されます。指定された潤滑と摩耗点検を行い、回転速度、荷重、許容偏位は選定形式の技術資料で確認してください。
主な原因には、取付時の過大な芯ずれ、継続的な過負荷や衝撃荷重、歯車形・チェーン形継手の潤滑不良、弾性要素の劣化や摩耗、許容回転速度の超過、腐食、不適切な取付すきまがあります。
公称トルク、運転回転速度、軸径、径方向・角度方向・軸方向の偏位、および温度、粉じん、湿気、衝撃荷重を確認してください。ブレーキ、トルク制限、伝動精度に関する要求も別途お知らせください。
軸継手は軸を接続し、トルクを伝達します。軸の偏位補償、振動の減衰、過負荷保護に対応できるかどうかは構造によって異なります。固定形、弾性形、偏位補償形、安全継手などを、荷重、回転速度、精度、使用条件に応じて選定します。